肥満と内臓脂肪
肥満と内臓脂肪
今、メタボリックシンドロームといわれ、国民病にもなっている“肥満”
“内臓脂肪”は、がん、心疾患、脳卒中 全てに関係しています
体重が1㎏増えると、腹囲が1㎝増えるといわれ、内臓脂肪の量を示す
1つの指標になっています
喫煙は内臓脂肪の分解を妨げ、蓄積を促進することにもつながります
―― 通 風 ―――――
尿酸の産生が増加し、腎臓からの排泄が減る
(中性脂肪が肝臓で代謝される過程で、プリン体が増えると
考えられている)
肥満度が高い人ほど、尿酸値の高い人が増える
―― が ん ―――――
アディポネクチン(細胞の過剰な増殖を抑える)が減り、
がん細胞が増殖
大腸がんの患者ではアディポネクチンが少ないことがわかっており、
今のところ、男性ではがんの中での大腸がんと関係が深いとされて
います
乳がんや子宮がんはエストロゲンが多いと発症しやすくなる
エストロゲンは脂肪細胞でも作られ(主に卵巣で作られる)、
脂肪細胞が増えるとリスクが高くなる
肝臓にたまる脂肪が多くなり脂肪肝になると約1割が脂肪肝炎や
脂肪性肝硬変になり、その一部に肝臓がんが発生する
出典:きょうの健康 2009.7月号


出典:きょうの健康 2009.7月号