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食中毒

食中毒

ずいぶん暑くなってきましたが、5月の末なのに大粒のひょうが降りだしてきてびっくりです

もうすぐ梅雨の季節になり、食中毒予防を  そして、元気に

自家毒中毒   ・・・ 毒キノコやふぐの毒など
化学物質食中毒 ・・・ メタノールなど      (この2つで1~2%)
細菌性食中毒  ・・・ 各種細菌やそこから出される毒素 (90%以上)


原因菌

サルモレラ菌、腸管出血性大腸菌、腸炎ビブリオ菌、ブドウ球菌、ボツリヌス菌毒素原性大腸菌、ノロウイルス、ウェルシュ菌、カンピロバクターなど

ブドウ球菌、ボツリヌス菌以外は食品を加熱すると死滅(75℃で1分間)します

腸管出血性大腸菌は牛肉からの感染がほとんど、カンピロバクターは鶏肉から
厚労省の調べでは市販の鶏肉の約20%、鶏ひき肉の35%からカンピロバクターが検出されたとの報告があり、生肉は細菌が付着していると考えて扱うこと

感染型・・・サルモレラ菌のように摂取から症状が出るまでに6~8時間以上
     かかる
     抗生物質が効果がある

毒素型・・・ボツリヌス菌のように摂取から数時間以内に激しい嘔吐を伴う
     人間は抵抗力を持たない 


症状

下痢、嘔吐、腹痛

カンピロバクターは下痢、嘔吐に加えて38℃くらいの発熱があるのが特徴
腸管出血性大腸菌は細菌の出す毒素によって腸管が侵されて出血するので、下痢に出血(血便)を伴い、腹痛が激しくなります

症状の激しい腹痛や水溶性の下痢、嘔吐などを繰り返す場合は食中毒の危険性があり医師の診断が必要

粘膜と血液が混じった下痢を繰り返す場合は潰瘍性大腸炎、大腸がん、大腸ポリープの危険性があるので早期に受診を


発症までに時間がかかるもの

カンピロバクター ・・・ 1~7日後  (平均2~3日)
腸管出血性大腸菌 ・・・ 1~14日後 (平均3~5日)


対処法

すぐに受診


受診するまでに

吐いたものが気管に入らないように、安静にするときは横向きになる

水分補給をする、スポーツドリンクなどを飲むと良い

体の防御反応を守るため、自己判断で下痢止めや鎮痛剤を使用しない


予防の3原則

Ⅰ つけない

 生肉専用の箸を使う。まな板は肉用と野菜用に分けたほうが良い
 生肉を使った調理器具は消毒する。中性洗剤でよく洗い、熱湯や漂白剤で
 消毒する
 手を石鹸でよく洗う

Ⅱ 増やさない

 保存法に注意する
 生鮮食品は買い物の最後に購入し、帰宅後はすぐに冷蔵庫か冷凍庫に
 入れる
 解凍は常温ですると付着した細菌が増殖するため、冷蔵庫内で行う

Ⅲ やっつける

 食品の中心部が75℃以上になるように、しっかりと過熱する
 調理後に切ってみて、中まで火が通っているかを確認するとよい
 冷凍した肉は火が通るまでに時間がかかるのを考慮しておく


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